心電図が記録できるハートレートモニター Shanren BEAT20インプレッション
心拍計とパワメの話題
心拍計を使っていますか?
最近、巷ではパワーメーターを使ったパワトレが流行していますが理論上60分間出し続けたときの限界のパワーであるFTPについての議論がTwitter上で盛り上がっていましたね。
計測する際は20分間のパワーCP20を計測するので結局60分維持できないので。。。
“お気持ちトレーニング"というパワーワードすら生まれてしまいましたね。
よく燃える話題でひっきりなしのパワートレーニングですが、あくまで自分の現状を把握して、追い込むための指標として取り入れるにはFTPという概念は分かりやすくて有効だと思います。
しかし。最近はハートレートモニターを利用して心拍ゾーンがどこに滞在しているか。によってトレーニングの質を測りつつ行うパワートレーニングが有効ではないかと言われてきております。
TwitterでフォローさせていただいているYuさんなど、論文を読み日々知識をアップデートされているサイクリストの方々はパワメを用いつつ心拍トレ回帰しているようにさえ思えます。
そこで今回は心拍モニターの最先端。心電図を計測できるハートレートモニターをご紹介
Shanren BEAT 20心電図モニター
まずは動画を御覧ください。
このように心拍モニターとして利用しつつ、心電図が計測できるのです。
心拍モニターとして利用する際にはHRゾーンがアプリで一目瞭然です。便利!
このShanren社はいろんなアイデアグッズを展開しており、近くのサイクリストと連動シンクロでき加速度センサー搭載したブレーキライト機能付きのリアライトなども展開しています。
どうやって活用するのか?
正直なところ・・・
心電図をきちんと計測するには胸や手足にたくさんのセンサーを取り付ける必要があります。
しかし、このBEAT 20の場合は通常の心拍モニターと同じく胸バンドのみで使用します。
心電図波形はたしかに変化し、それを記録保存してくれますが・・・果たして正確なのかどうかは不明です。
ただ、心電図うんぬんではなく心拍リズムが計測できるというのがミソ!!!

以前、Appleが心電図モニタリングに対応したApple watchのアプリを展開しました。
GIGAZINEさんの記事を参考にしてもらえると分かりやすいのですが、心拍リズムを計測する意味は『心房細動』『房室伝導障害-房室ブロック-』など不整脈の発見に繋がる可能性があります!
🚲サイクリスト・マラソンを行うような長距離アスリートは心拍がいつも40台だったりとかなり低い方が多いです。しかし、運動時には心拍180~200とかなり素早い拍動をしていたりと心臓には大きな負荷をかけています。
ときどき、脈が飛んだ。というツイートを見かけたりするため長距離アスリートに不整脈を持病として持たれている選手は多い印象です。
不整脈のリズムはどんなものか。リズムが乱れているのか。脈が飛んだのか。それが分かると病院に受診する際もスムーズですし、アプリを用いてお医者さんに見せることで一発診断してもらえる可能性もあります。
自らの心臓・自らの健康を守るには有用な心拍モニターかもしれません!

届いたので、いざ開封
Aliexpressなどのようなプチプチ封筒に包んだだけ。という簡素な梱包ではなくプチプチ2重巻き+ダンボール梱包とガッチリした包装で好印象です!
パッケージの箱自体もとても触り心地がよくて、高級感のある肌さわり。こだわりを感じます。
アプリを使ってみた
まずはShanren社の製品、どれをSync 接続しますか?
続いて、プロフィール入力。身長体重年齢をざっくりと設定
下2枚のように心電図波形の基線が動いていたり、リズム変化があったり眺めるだけでも楽しいです。
また、HR心拍ゾーンの滞在時間%も一目で分かるようになっているためトレーニング解析アプリを導入していない方にもオススメ


★24時間心拍レコード機能を使えば自分の疲労度合いを測定することもできます。
とてもおもしろい機能ではありますが、一度使ったものの24時間おっぱい胸バンドを着け続けるのは不愉快極まりないので二度と使わない機能だと思いますw

まとめ
そんなこんなで心電図が測定できるハートレートモニターをインプレしてみました。
●心電図は不要だがリズム計測は有用
●付属のチェストストラップが好反応で優秀
●充電式のHRモニターなのでCR2032ボタン電池不要
●胸バンド式を買う予定なら大いにあり
●●アームバンド式の方が使いやすいかもね●●
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